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2017年12月27日 (水)

イモちゃん

みなさんこんにちは。

今日はご報告です。

ウチの二女のイモちゃんが、大学4年時の助産専攻コースに選ばれました!
学年の中で17人がエントリーして、4人が選ばれるコースです。
クリスマスの日に面接試験を受け、昨日発表でした。

今、助産師になる為には色々な道があります。

専門学校または大学で学び看護師の資格を取得し、その後1年間別の大学や専門学校で助産を学び資格を取得する、または大学院で2年間学び資格を取得する、というコースが一般的です。

大学4年間で看護師・保健師・助産師を全て受験できる教育をしている大学はかなり少なくなっています。

イモちゃんが、今の大学を選んだ理由はまさにその3師同時取得を目指したからなので、今回助産師専攻コースに合格して本当に嬉しかったようです。

だけど、ここからが本当に大変な1年の始まりです。

ただでさえ助産師の資格を取るのは楽なことではありません。
2つの命に同時に責任を持つ仕事です。
楽に資格が取れるわけはないのです。
1年間でも足りないくらいの濃い〜学びを、看護の勉強や実習と並行してやっていくのです。
もちろん、専攻コースを希望していたイモちゃんは大学3年生になってから助産の講義も選択してますので、もう始まってはいるんです。

私もオトメちゃんも経験した、あの濃い〜い1年をイモちゃんも経験するんだと思うと、ワクワクします。

そして、私の娘達が2人共私と同じ道を歩いてくれたことが、やっぱり嬉しいです。

今、日本は、少子化の時代で、ただでさえ出産に関わる仕事は本来ならば需要は減少していくとこなのですが、産婦人科医を希望するドクターは少なく、また医療技術の進歩による出産への医療介入の増加(帝王切開・早産管理・人工授精による妊娠・無痛分娩など)もあり、病院助産師は多忙を極めます。
需要が減るどころか、ますます必要とされていくでしょう。

そして、私のように開業という形で地域の中に根を張る助産師もいます。
こちらは、出産に関しては需要は減ってくるのではないかと思っています。
ですが、病院で出産し退院した後に育児不安を抱えているお母様をサポートする場所として、存在意義はあると思うのです。

これから始まる「家族」に寄り添い、色々な方向から支え続けられる助産師という仕事。

私は、とても素晴らしい仕事だと思っています。

産婦人科の医師のような華やかさはなく、収入的にも特別高収入というわけでもなく、でも命を守る為に助産師という資格の中でできる限りのことをしていきます。

母乳ケアをするのも、ただ母乳が出ればいいんじゃなくて、その方の心に寄り添いながらその方が長い育児の中で今何が必要かを考え、赤ちゃんが穏やかに育つ為に何が必要かを見極め、指導をします。

正常分娩に限れば、医師と同じように分娩を行い、医療介入のある分娩では医師の指示の元に母子の命を守る一翼を担い、地域の中ではカウンセラーのようでもあり、時には見守る家族のようでもあります。

地味ですが、本当にやり甲斐のある仕事。
将来AIに取って代わられることがない仕事。
それが助産師だと思うのです。

イモちゃんがどんな助産師像を抱き、どこに向かっていくのか、母親としても先輩助産師としてもとても楽しみです。

今、これを読んで下さっているみなさま。

おしか助産院で出産された方もそうではない方も、または未婚の方、妊娠待ちの方、色々だと思いますが、どこかで私や私のムスメ達と関わることがあるかもしれません。
また、広い意味では、おしか助産院で実習をしてくれた助産学生さんも私のムスメみたいなものです。

これからの若い助産師達が、もっともっと社会の中で存在感を増し必要とされ、みなさんの身近な存在として思ってもらえると嬉しいなと思います。

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