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2017年2月 9日 (木)

椎の木のように。

みなさんこんにちは。

先日2月7日は私がイモちゃんを産んで20年目の日でした。

テレビ見ていたら、2月7日は聖徳太子の生誕日だそうです。オトメちゃんは12月23日で天皇誕生日です。
なんか二人共すごい日に産んじゃったなって嬉しくて、テレビ画面を写メっちゃいました。笑

イモちゃんが20歳になり、これで私の育児もひと段落です。長いようであっと言う間の日々でした。

家事・育児・仕事に追われる日々だったり、些細なことで親子喧嘩したり、国内海外旅行したり・・・笑って笑って怒って泣いてまた笑って、忙しく幸せな20年でした。

こんないい加減な母親の私でも、娘達は本当に真っ直ぐに育ってくれました。むしろいい加減な母親だからこそなのかもしれません。
私の言う真っ直ぐは、一直線て意味ではありません。
時に曲がり、時に捻れながらも、上に伸びるつる性植物のイメージです。

助産院の駐車場に一本の大きな木があります。
椎の木です。
移転して4年たち、二階の窓を隠す程になりました。
私は、その木にジャスミンの枝を絡ませてます。
今年はやっとジャスミンが木の上までツルを伸ばして、5月にはきっと椎の木からジャスミンの花の香りが一斉に薫ってくるでしょう。

椎の木自体は地味な大木です。
見応えある花も咲かず、美味しい実もなりません。
けれども、椎の木は山鳩に巣を提供し椎の実(ドングリです)は美味しく食べることもできるそうです。

話は横道に逸れましたが、私は自分と子供達がその椎の木とジャスミンに似てると思います。

椎の木の私はただ黙々と大きくなり、木陰を作り鳩が作る巣でヒナが孵るのを見守り、ジャスミンがツルを伸ばせばそのツルを支える枝を提供します。
そのジャスミンは、小さな苗のうちこそ木に絡むように誘導が必要ですが、大きくなったらいつの間にか支えなんて必要とせず、手の届かないテッペンまで芽を伸ばし、心地よい香りを漂わせてくれます。真っ直ぐ上に上に伸びて・・・。

椎の木は、枝はジャスミンを支える為にあると思ってたのに、いつの間にか椎の木自身がジャスミンの香りに包まれ、自分にはないものを得ることができます。
ジャスミンの枝の一部は地を這いながら別の方向に伸び、また別の壁や木に寄り添おうとしていきます。

そんな椎の木とジャスミンの姿に、私は自分と子供達を投影せずにはいられません。
いつか椎の木が朽ち果てても、きっとジャスミンは他の場所でしっかりとツルを伸ばして、相変わらず心地よい香りを放ってくれるはずです。

そして、そして。

椎の木に巣を作りヒナを産み巣立たせる山鳩は、おしか助産院で出産される皆様です。
たくさんのヒナが巣立ち、またこの場所に羽を休めに来てくれるのを椎の木は同じ場所で待っています。

ここに根を張ってるから、どこにも行か(行け⁈)ないんです(^^)

先日7日は20年目の分娩日。
イモちゃんを産んで、イモちゃんのお母さんになって本当に良かったなって、思います。
それと同じくらい、助産院をやっていて良かったなって、思います。


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