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2016年11月24日 (木)

AIロボット!

みなさんこんにちは。

先日、池上彰さんの解説するテレビで人工知能AIのロボットについて解説してました。
近い将来、色々な職業がAIロボットに取って代わられる日が来るそうです。
医学の分野も例外ではなく、何千という論文やデーターを記憶させたAIロボットが、数分で病名を割り出すことができそれをもとに治療方針を決めた例もあるそうです。
そして、軍事ロボットも存在するそうです。
生身の兵士が死ぬわけじゃないから、戦争が起こりやすくなるかもとか・・。






余談ですが、軍事ロボットで四足歩行をするロボットの歩き方がまるで本物の動物そっくりで、雪道で滑ったりする様もまるで生きているみたい。
そして、バランスを取りながら転ばずに歩ける様子を伝える為に、人間が思いきり蹴りを入れるんですが、蹴られてヨロけて、でも踏ん張って、また歩き出す姿がすごく健気で、何だかかわいそうでした。

話を本題に戻します。
さて、私達助産師は将来ロボットに職を奪われてしまうのでしょうか?
陣痛の強さや胎児の心拍数の監視は、病院ではもうとっくに機械任せです。AIロボットならその波形から異常値を瞬時に正確に拾い上げるでしょう。
内診なんかは、きっとセンサーかなんかで直接触れなくても判るようになるんじゃないでしょうか。
陣痛さえも、人工的に筋肉を収縮させる機械で管理して、胎児にはセンサーを取り付けて陣痛に合わせて産道を通過させて引っ張り出すのかもしれません。
もしかしたら、そんな全ての作業は無痛で行われるかもしれません。
明るく清潔で静かな部屋で、機械に囲まれて赤ちゃんは産声を上げます。

でも、ロボットには人の手の温もりはありません。一緒に頑張ることで生まれる絆もありません。時に寄り添い時に激励する言葉に血が通うことはありません。痛みや涙と引き換えに、かけがえのない命を手に入れる感動も共有できません。

私は、真の助産師ならばその行為はロボットが代わりに行えるものではないと思います。
人の感情を理解し自らも感情を持つロボットが現れたとしても、そのロボットの思考回路は人間として産まれ生きてきた経験から出来上がる唯一無二のものではなく、データーの蓄積でしかありません。
人は必ずしも真実だけを伝えるわけではありません。時には嘘もつきます。悪い意味ではなく、我慢だったり遠慮だったり。
その方の性格と自分との距離感を考えて、その嘘をちゃんと修正したり敢えてウヤムヤにしたり。
また、時には遠回りのやり方や無駄に思えるやり方でも、その方の心に沿うやり方を一緒に考えたり。
そうすることで出来上がる心地いい関係だからこそ生まれる信頼感の中で行うお産。
今までもこれからも、誰一人として同じ対応はないのです。
誰がやっても同じではなく、その助産師だからこそ一緒にお産をしたいって思ってもらえる助産師は、決して人工知能を持ったAIロボットに職業を奪われることはないでしょう。

私は、そういう助産師でありたいです。

なーんて言って、30年後のおしか助産院にAIロボットサンバチャン1号がいたら笑って許して下さい。笑


お手伝いとしては、今いるワンコよりよほど役立つワンコロボです。
癒しは・・ないかな。

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