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2014年3月16日 (日)

助産師としてしたいこと。

みなさんこんにちは。

みいちゃん母さん、コメントありがとうございました。
インフルエンザじゃなくて良かったね。
小さな子供が高い熱を出すのは、本当に心配だよね。
でも、そうして子供は強くなってゆくんだよね。
大変でした。まだまだ寒さもぶり返したりするから、気を付けてくださいね。

我が家はもうすぐオトメちゃんが帰ってきます。
って言っても、またすぐ一年間の大学生活のために一人暮らしを始めるんですけどね。
ほんの少しの間、イモちゃん・オトメちゃん・私の3人の生活です。
1人でも2人でも楽しいんですが、3人になるともっと楽しくなります。
家族っていいものです。

おしか助産院では、けっこう2人目以上の出産があります。
3人目・4人目・5人目・・・
子供が増えるって、きっと経済的にも身体的にも楽なことではないのかもしれません。
けれど、子供達が大人になった時に絶対に大きなシアワセを産みだしてくれると思うのです。
だから私はそんなママ達にエールを送ります。

私がお手伝いできることはわずかです。
最近、助産師として自分は何をしたいんだろうってことを考えるんです。

助産院という場所で本来持っている自然な力を発揮してお産をすることで、何かを感じてほしいし何かに目覚めてほしいとはいつも思います。
その“何か”は、人によって違うのだと思うのですが、出産直後の全ての力を出し切ったお母さま方の表情の神々しさや、赤ちゃんを見つめる笑顔や泣き顔が、“何か”を得たお顔に見えるのです。

人間のそんな瞬間を見続けていられる仕事って、この世の中そんなには多くないと思います。
助産師でよかったって思える瞬間です。

しかし、お母さま方の育児はここからが始まりです。
エンドレスでずっと“お母さん”をやっていかなくちゃならないのです。
そこなんです。
私が本当にやりたいことは、そうして一緒にお産をしたみなさんが“お母さん”であり続けることを後方支援したいのです。

それなら助産師じゃなくてもできるじゃんってことなんですが、できれば一緒にお産をしたいんです。
一人一人が本当に求めている姿でお産をすることを諦めてほしくないのです。
夫と一緒・子供達に囲まれて・薄暗い静かな空間で・誰にも邪魔されたくない・できるだけ大勢のみんなと一緒に・できれば医療介入なしに・・・などなど10人いれば10人なりの求める姿があります。
それを実現できるのは、助産師だからです。
もっと突き詰めてしまえば、自分のやりたいお産をやりたいようにできるのは自分で開業しているからこそなのです。
施設の都合・組織のルールにしばられることなく、おしか助産院のルールは出産される方が決めるんだと言えることが大事なんです。

そうして一緒にお産して、1年先も5年先も10年先も“お母さん”をやり続けているみなさんにエールを送っていけたら、それこそが私のやりたいことでそのために助産師をしているのかもしれません。

妊娠や出産子育てに悩んだ方からいつの日か、大人になった子供達との素敵な関係を聞きながら「あの時妊娠を出産を子育てを、諦めないでよかった。」って言葉を聞ける日が来たらいいなって思います。
そんな話ができるまでずっとずっと、今チビちゃんたちを追い掛け回してるママ達に寄り添っていたいなって思うのです。

私がおばあちゃんになって、今は若いママさんたちがオバちゃんになって、その時代までこんな風に町の片隅でお産や子育ての支援をしている施設が残っていればいいな。
むしろ、助産院の出産がもっとメジャーになってより多くのママ達の身近に開業助産師がいればいいな。

だから、今年からおしか助産院は助産師の育成のお手伝いをすることにしました。

助産院に、時々助産師になるための学生がきます。
学生と言っても、看護師免許も持っている(場合によっては看護師の勤務経験もある)人達なんですけどね。

もし、そんな実習生さんをみかけたら是非気軽に話しかけてあげてください。

助産院でのママ達と助産師の関係は、彼女達の心に病院実習では得られない貴重な種を蒔いてくれるでしょう。

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