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2011年11月18日 (金)

存在

みなさんこんにちは。

をとめ先輩さんもう1年なんですね。ぜひ1歳の健診がてら遊びに来て下さい。
秋原さんはお乳が落ち着いているようでよかったです。離乳食、食べることに興味を持たせガッツリいっちゃってください!
そして中村家の嫁さん、妊娠おめでとうございます!!!
こういう報告って嬉しいものですね。
なれない場所での妊娠出産は不安も多いでしょうが、自分を大事に過ごして下さいね。
心配なことがあれば何でも電話で聞いて下さいね。
出産される場所のやり方もあるので、あまり踏み込んだアドバイスはできないかもですが、メンタル的なことや出産後の育児のことなどならきっと私にもお役にたてることがあるかもしれないですからね。

最近、おしか助産院でも3人目の妊娠や出産をされる方が少し多いような気がします。
そして4人目も。
統計的には少子化は進んでいるのですから、子どもの絶対数が増えているわけではないとは思うのですが、助産院では健診や入院でたくさんの赤ちゃんや子供に接しているので賑やかで楽しいです。
赤ちゃんや子供の声のする家が増えれば、日本ももっともっと明るくなるんじゃないかな?

今日は、最近あったお産の時のちょっと嬉しかったお話をしますね。

それは、おしか助産院での出産が2度目の妊婦さんのお産の時でした。
2度目ということで気心も知れて、妊娠中もいろんな悩みなんかの相談にも乗りました。
ある時は、夫婦喧嘩して真夜中に家を飛び出しちゃった彼女と子供達を助産院に泊めたり・・・。(その翌朝にはちゃんとお家に帰って仲直りしたようですけどね)

そんな彼女のお産が始まりました。
自然分娩だから、産まれる時が刻一刻と近づいてくるにしたがって痛みもまします。
ずっと彼女の腰やお腹をさすりながら励まし続ける私に彼女は
「先生、痛くてもうできない。もう無理・・・無理・・・」
か細くて今まで見たことないような憔悴しきった彼女の表情に心が痛みます。
でも、赤ちゃんはもうすぐそこまできています。心音も元気です。
後はお母さんがぐっとこらえて頑張るしかないんです。
こういう状態の時はみんながこういう思いに駆られるのです。
この私でさえ出産のときはそんな思いを経験しました。
「無理じゃないよ。もうすぐ終わるよ。大丈夫、○○さんならできるよ!一緒に頑張ろう。」
とにかく彼女に頑張りぬいてもらわなくちゃなので、私はひたすら応援します。
しかし彼女は
「もうムリ。無痛分娩がいい。今度は絶対無痛分娩にする」
こんな時に“今度”といえる彼女は冷静なんです。パニックしてるわけじゃないんです。
その言葉に、よし!大丈夫って思いました。
そして“今”じゃなく“今度”って言ってる彼女をかわいく感じました。
それと同時に、妊娠中からのことも思い出して“自分としては彼女と深く関わってきたつもりだけど、無痛の願いを叶えてあげられなければお産を一緒にやり遂げたいっていう私の思いは自己満足に過ぎないんだな”って少し悲しくなりました。
しかし、彼女の気持ちが一番大切で今はとにかく目の前のお産を無事に終了させるために彼女のモチベーションを上げなくちゃならないのです。
なので私は彼女にこういいました。
「今は痛いよね。でももう少しだから頑張ろうね。今度がもしあるのならその時は無痛分娩にしようね。総合病院なら無痛分娩やってくれるからその時は総合病院で産むのがいいね。でも、今回は頑張っちゃおう。もう頭がすぐそこにあるよ。」

すると・・・彼女からこんな嬉しい言葉が出てきたのです。
「違うよ!無痛分娩はここの助産院でやってほしいんだよ。先生に取り上げてもらわなきゃ意味無いんじゃん!」

彼女を励ましてるつもりで励まされていたのは私でした。

彼女のその一言にパ~~~っと気分が晴れて嬉しくて笑ってしまいました。
「アハハハ。助産院じゃ無痛分娩はできないよぉ。麻酔使うんだもん。ドクターがいなきゃ無理。私とのお産なら自然の痛みを感じて身を任せて乗り切るだよ。」

彼女は、え~~~っと言いながらもその後しっかりと自分の力で立派にお産を終わらせました。
お産終わってしばらくして冗談で「次はどうする~?」って聞いたら、彼女もアハハと笑って「次はもうないない!」とのことでした。

自然分娩。近道も楽な道もありません。
あるのは一人一人違う一本道です。
けっこう早くゴールできるかもしれないし、もしかしたらキツイ道や歩きづらい道かもしれません。
どんな道でも一人一人が無事にゴールできるように伴走するのが私の役目です。
つらそうな表情にこちらも辛くなり、楽をさせてあげられないもどかしさに自分の力不足を感じ、涙も叫び声も全て受け止めて一緒にゴールするんです。
そのゴールした時の喜びは、何物にも代えがたい喜びなんです。
そして皆さんとの会話に励まされ、存在を認めてもらい助産師をしていられるということはとても幸せなことなんだとつくづく感じます。

来年の今頃は、新しい助産院ができています。
来年に向かってますます自分自身に磨きをかけて、みなさんとのお産を楽しみたいと思います。

追伸
きっと、みなさん「あれっ???」って思いましたよね。
そう・・決まったんです。移転の地が。
次はそのことをお伝えしま~す。お楽しみに。

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2011年11月 1日 (火)

ハロウィンディナー

みなさんこんにちは。

おかのさんの言っていた学生さん、きっとこの前来た子たちかな?
おかのさんの前ふりが良かったから、おしか助産院の青島ってどんな人だろう?って興味抱いてくれたかな?
思い描いていた助産院とかけ離れた印象を与えなかったかな?
ちょっと、ドキドキです。

みなさんは、最初におしか助産院に足を踏み入れた時どうでした?
思い描いていた助産院や助産師と、実際の私の姿にギャップあったりしました?
よく言われるのは「もっとおばあちゃんみたいな人がやっているところだと思いましたぁ~」って言葉。
アハハ・・・「産婆」は婆なのでね。でもこの“婆”はおばあちゃんというより経験を積んだ女性って意味の方が強いとか・・・。
私なんて、人生の中でしなくてもいい経験はいっぱい積んでるけど・・・sweat01
「産婆」の“婆”の字に恥じないような、素敵な年齢の重ね方をしていきたいです。

ところで、おしか助産院恒例!?のイベントディナーをひさしぶりに作りました。
今回はハロウィンということで、かぼちゃのメニューです。

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Cimg7528


上のお子さんも取り分けできるようになってます。
メニューは、かぼちゃのシチュー・ターメリックライス・ミートローフ・マッシュポテトのおばけサラダ・かぼちゃのシフォンケーキです。
お盆に乗りきらなかったので、お母さんのシフォンケーキは写っていませんが、チョコでお皿をデコレーションしてかぼちゃのホイップクリームを添えました。

次のイベントはクリスマスですね。

今年はいるかなぁ?クリスマス出産。
12月と1月はいまのところお産の予約が少なめなので、もしかしたら今年のクリスマスは入院は無しかもです。
というか、きっと無いと思うんです。ちょっと残念。

・・・ってことは、グータラママの私は何もせず、オトメちゃんとイモちゃんのブーイングが飛び交うクリスマスになるんでしょうね(;;;´Д`)

私は、美味しいケーキと美味しいワインがあればそれだけで幸せなんですけどね。

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