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2011年7月 6日 (水)

待つお産

みなさんこんにちは。

すごく更新が遅れてゴメンナサイ。

6月はお産がたてこんじゃって、なかなかゆっくりできませんでした。
もちろん、アメリカママさんも無事に出産しましたよ。
かわいい天使のような女の子です。

6月の前半はみなさんツルっと(って言うのはあくまでも私の印象ですが)出産してくださいました。
分娩所要時間と言って陣痛開始から胎盤が出るまでの時間も、ごくごく教科書通りかもっと短時間に済む方が多かったです。

しかし、後半は赤ちゃんが出てくるまで待たされるお産が続きました。
予定日過ぎてもお産が始まらなかったり、子宮口は開いてきてるのに陣痛が始まらなかったり・・・。
どのお産も“待ち”のお産でした。
ママも私もご家族も赤ちゃんが出てくるのをひたすら待つ。
ちょっとノンビリちゃんなのかな?なんて言いながら待つ。
すると、ノンビリちゃんはノンビリちゃんなりに頑張って産まれてこようとしてくれます。
もちろん、胎児ちゃんの心音が正常なことを確認しながらなんですが、時には子宮口が10cm開いてたって陣痛が弱くてお母さんが疲れてきちゃったら
「ちょっと眠って仕切り直ししよう!」
なんてこともあるんです。
今回もそうでした。
お母さん、一晩寝てなくて二晩目に突入してましたので息んでも力がでないんです。
だから、お産やめて暗くして30分寝てもらいました。
そしたら、みごとに復活!
気力と体力を取り戻して、本当によく頑張ってくれました。
お母さん・ご主人・お母さんのご家族・私・お手伝いの助産師、みんなの気持ちが一つになって小さな命がこの世に元気に産まれました。

もうひとつのお産は、切迫早産だったのに予定日を迎えても陣痛が来なくて“あの切迫早産騒動はなんだったんだろうね?”なんて笑った妊婦さん。
結局お兄ちゃんが産まれたのと、同じ週数で同じ時間に陣痛が始まり似たような時間帯にお産になりました。
きっとお兄ちゃんとおんなじが良かったんだねってことで一件落着。

お産て、一人一人違って当然だし、産まれる“時”を決めるのは赤ちゃん自身なんだと思います。
その“時”をお母さんに寄り添って、安全に待てる助産師でありたいなぁといつも思っています。
でも、この“待つ”ってなかなか難しいですよね。
育児のシーンでも“待つ”が要求されることって多々あります。
“信じて待つ”ことのできる母でありたいなっていう思いは、きっと誰しもが持っている思いだと思うのですが、どうです?みなさんは“待つ母”でいてますか?
特に最初のお子さんの育児はついつい先回りしちゃったりやってあげちゃったりするんじゃないでしょうか?
でも“できない”経験のなかから小さな挫折を経て工夫するようになりますし、思いのほか頑張れちゃったりするものです。
まだまだ小さなお子様達を抱えたお母さんにはなかなか時間の余裕もないでしょうから、やれるまで待つことは難しいかもしれませんが・・・。

話は変わりますが、時間の余裕といえば・・・

実は今イモちゃんが一昨日から修学旅行に行ってます。
沖縄に3泊4日です。
そして昨日の朝入院の方のお食事作りをしていてふと気付きました。

子どものいない自分だけの朝を20年ぶりに迎えたんだ!!って。
オトメちゃんも出てしまっている今、イモちゃんがいないってことは私一人なんです。
なんて時間に余裕のある贅沢な朝なんでしょう。
オトメちゃんを産んでから寝不足の夜は続き、イモちゃんが3歳まで毎晩夜泣きがひどくて私はこのまま一生グッスリ眠ることはないんじゃないかと真剣に悩んだ日々もありました。
学校から帰ってくる娘達に夕食を用意し、時には翌日学校でいるというものを夜中に買いに走り、朝には起こすのに一苦労し、お弁当を作り朝食を食べさせ、遅刻しない時間に学校に送りだす日々・・。
もちろん、入院の方がいれば入院の方のケアやお食事の準備と並行してこなします。
そんな日々が当たり前だったのに、自分と入院の方のこと以外何もしなくていいんです!
ちょっと感動しちゃいました。
子育てが終わるってこういうことなんだってね。

もちろんイモちゃんはまだ中学3年なので高校の3年間はもうしばらくお付き合いです。
けど、大学に行ったら・・家を出たら・・、晴れて私は子育てから一抜けた!です。
今までは出産されるお母さん達と同じ自分も子育て世代だと思ってたのに。
ラララ~、子育て卒業も間近で~~~す!

私ね、子ども達が巣立つことって何にも寂しくないんです。
むしろちゃんと飛び立つことができる子に育てたっていう満足感と、これからは自分の時間だっていう充実感でいっぱいです。

子育てを終えていく私の姿を、いつの日かの自分の姿として皆さんに楽しみに思ってもらえるおばさんになりたいなって思います。
そうすれば、今子育て進行中のお母さん達が子どものことで悩んだり大変だったりしても、それが永遠に続くものじゃないってことを感じてもらえるかな?って思うんです。
いつか来る自由な時間の為に、今の子育てを思いっきり頑張ろう!いつか離れて行ってしまう子ども達に思いっきりの愛情を注ごう!って思ってもらえると嬉しいです。
そして、そのいつか来る自由な時間の為にご主人を大切にして下さい。
私は偉そうなこと言える立場じゃないけど、子育てが終わった時に皆さんの一番近くにいるのはご主人です。
急に子ども以外の話題でコミニュケーション取ろうと思っても、難しかったりするようですよ。
まだまだ若いみなさんは、いつかは巣立ってしまう子どものことだけではなく、その後の長い人生を一緒に歩むご主人と、二人でちゃんと向き合える環境を早いうちから作っておくことをおすすめします。

おせっかいおばさんの大きなお世話でしたsweat01

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