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2011年3月25日 (金)

支援の在り方。

みなさんこんにちは。

コメント読んで胸が痛くなりましたが、なかちんさんは被災地の岩手出身だったんですね。
きっとお産の時にそんな話も聞いていたのかもしれませんが、記憶になくて・・。
被災地は今はまだまだ大変な時ですよね。
ご家族やお知り合いのこれからの復興を、誰よりも願って支援なさっているのでしょうね。

私も、少しですが助産師会の被災妊産婦支援の助産所の登録をしたりと、日々自分にできることを探しています。

スーパーに行くと、いつもの棚がガラガラだったりしますが、足りない不足感よりもそういうものがなくても何不自由しないでいられる現状から、いつもどれだけ余分なものに囲まれてそれを当然として生きてきたのかに反省しきりです。

カップ麺がなくてもパスタがなくてもパンがなくてもいいじゃない。
トイレットペーパーがないのは困るけど、今あるものを少しずつ使ってみると普段無意味にペーパーをカラカラたくさん出してたなってわかります。
ご飯も、余分に炊くのをやめて食品のストックもしっかり使うようにしたら、冷蔵庫がスッキリしてきました。
今は入院さんいないからほとんど調理らしい調理もしないで、たとえば解凍したご飯に解凍したクリームシチューをかけてチーズ乗せてチンしてドリア!なんて感じのもので十分おいしいです。

私は、被災地の方々に比べればなんて贅沢に今生きてるんだろうって思います。

けどね、先日ビックリ・・というか悲しい・・というかちょっと残念な経験しました。

それは、とあるチェーン店で商品を選んでいた時です。
突然見ず知らずのおばあさんに声かけられました。

おばあさん:「ちょっとアンタ聞いてよ!!!この先のスーパーでキャベツが250円なんだよ!もうすぐ500円になるよ!野菜も何もかもうんと値段が上がって、日本中おかしなことになっちゃうよ!」←かなり大声でまくしたてます。
私:「今はしかたないよねぇ」←被災地のこと思えばお金もって買い物できるだけでも幸せなのに・・・
おばあさん:「市営住宅とかだって全国で被災者に提供だってゆうじゃないの!」
私:「今はしかたないよねぇ」←当然のことだと思うけど・・・
おばあさん:「ハローワークだって被災者優先だって!あたしっちだって仕事ないのにねぇ!」
私:「今はしかたないよねぇ」←この人も日々ギリギリでいきてるのかな?でも今はとりあえず戻れる家あって眠れるお布団あればいいとしなきゃじゃないのかな・・?
おばあさん:「あ~~~!!日本はどうにかなっちゃうよ!。静岡は地震の被害少なかったから良かったと思ったらとんでもないことだよ!」
・・・ここまで我慢してたけどちょっと我慢できなくなっちゃいました・・・
私:「今は被災者のこと考えればそんなこと言ってられないじゃないですか!」
やや語気が強かったのにビックリしたのかおばあさんは「あぁそうだねぇ」とボソッと言ってどこかに行ってしまいました。

この一件でいくつかのことを考えさせられました。
まずは一つ。
こういう形で、根も葉もない噂が広まってゆくってこと。
風評被害や根拠のない恐怖心からの買い占め。
そして一つ。
孤独な老人は、テレビの映像を見て恐怖を募らせたとしても、その思いを伝えて共有し慰めあい安心させてくれる相手がいないのではないか?ということ。
おばあさんがそういう状況でないといいのですが・・・。
そして一つ。
被災とかじゃなくても、仕事や住居に不安を抱えてくらしているお年寄りがいる世の中だという現実。

あのおばあさんにもっと優しく声かければよかった。
きっと私が何を言っても彼女の気持ちは変わらないのかもしれないけど、それでももっと優しくすればよかった。

自分は被災者に目を向けているから正しいんだっていう驕りがあったのかもしれません。

でも、そうじゃなくて私たちは今どんな方にも優しい目を向けなくちゃなんです。
そういうことが当たり前にならなきゃなんです。
だって、震災の記憶は時間と共に薄れていきます。
もちろん、当事者である被災者の心からは記憶は消えないでしょうが、支援者側の私たちは少しずつ報道が減るのと並行して支援の気持ちも薄くなってしまいがちです。

でも、被災者が望んでいるのは継続した支援のはずです。
どんな方に対しても、その人が望む支援を感じる心を一人一人が持ち合わせていれば、継続した支援につながってゆくと思うのです。

被災しているから助けてあげる・・ではなく、自分の驕りや欲をもう一度見つめ直して支援の意味を考えたいと思います。
そして、被災者の方が一日も早く復興し今まで以上に希望を持てるよう、継続して心を寄せ続けたいです。

また今まで以上に国の政治に関心を持ち、社会的弱者である子供やお年寄りは幸せなのかに心を配り、自分にできる支援をしていきたいです。

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コメント

確かに 最近 スーパーや薬局に行っても品薄状態ですよねsweat02
野菜も値上がりするとの噂もチラホラ。

私は普段から 日用雑貨は買い置きをしてあるので 今はそんなに焦って買うって事もないんですが やはり 一番困るのが下の子のオムツかな。
保育園に行ってるから余計に枚数が必要で。
ミルクなんかも品薄になるって話ですが 買い置きはしてません。
『ピンチはチャンス!!』だと考え 幸い下の子は良く食べる子なので このまま 離乳食を進めて行けば ミルクが品薄でも今の私はそんなに困らないかな。
食材なんかも キャベツや葉物が高ければ違う野菜で調理すれば良い。おかげで 頭をフル回転typhoonさせて 少しレパートリーが増えたかもhappy01
本当に必要としてる被災者の方や小さいお子さんのいる家庭に少しでもオムツや食品が行き届いてほしいです。

投稿: セブンチャン | 2011年3月26日 (土) 10時37分

…私も今回の大震災での地震、津波の次に
今の日本の世の中で、
物が豊かなのに気持ちに余裕がなく、「自分さえよければ…」という価値観を持っている人がけっこうあからさまに見えてしまったことにショックを受けました。


先生のおっしゃるような支援…
人を思いやる、助け合いの気持ちがきっと今の今まで日本は足らないままきてしまっていたのかもしれないです。


今回の震災で改めて考えさせられたこと
たくさんありますね。

そういうことに、
1人1人が気づいてくれたらもっといい国になるんだろうなぁ…。

投稿: おかの | 2011年3月26日 (土) 21時29分

我が家も3/11の大震災後に震度6強の地震に見舞われ、
アパートにこそ被害はでなかったものの、
長男が通う幼稚園は壁が落ち、園舎半分建替えが必要なほどでした。
子供たちも余震に敏感になっているし、遊びの中で地震・津波が何度も出てきます。
たびたび計画停電で1歳の三男が「てーでん」という言葉を覚えてしまいました。

それでも、被災地で耐えている方たちに比べたらなんと恵まれていることか。
毎日戦争のような三兄弟の子育てができることが幸せでなりません。

本当に、こんな大災害が起こらなければ気がつけなかった、
人の想いや温かさ、醜さ、日本の未来、自分の災害に対する考えの甘さ・・・。
人は1人じゃ生きていけないから、今感じていることを忘れずにいたいと思いました。

まだまだ何かできること、探して行動に移していきたいなぁと思います。

投稿: りくかいはる | 2011年3月28日 (月) 22時06分

おひさしぶりです。

今は、「日常」を心がけています。特に子ども達と過ごす時間は。子ども達には、テレビも見せてないけど、兄ちゃんはとっても不安定になったりしました。ここ数日前からやっと一人でいられるようになりました。

「東北の被災」にしても、「東海地震への不安」にしても、「支援」にしても、みんなそれぞれ感じ方も考え方も違いますよね。違って当たり前、違うからこそ支えあえるんじゃないでしょうか。

私の周りには、実家が他県という人がたくさんいますが、「連鎖で東海地震が来ると怖いから」と、春休み丸々実家へ・・という人が何人もいます。子どものころから「東海地震、いつきてもおかしくない」と、地震に対して不安の中で育ってきた私は「そろそろかなぁ~」ぐらい(もちろん同じ静岡育ちでも感覚が違う方もいらっしゃいますよ~)なんです。なのでその行動はびっくりだったんです。でも、東北と富士宮の連続した揺れを経験した時の「恐怖」は、私の何倍も強かったに違いありません。だから、数週間でも安心できる場所で、のんびりするのがいいじゃんって思います。

品薄なお店の棚を見ても、「もしかしたら、被災地に送るためにかった人もたくさんいるんじゃないか」って思うし、「連鎖の地震が怖くて、でもなんの用意もしてなくて、買った人もたくさんいるんじゃないか」とも思います。

「私が私だからできること」をしたいです。それは、自分の周りとの支えあいにしても、日本中の人達との支えあいにしても、地球上の人たちとの支えあいにしても。

今は、「もったいないお化け」に変身して、電気をつけっぱなしにしないこと、ご飯をちゃんと完食することを、子ども達にも徹底しています。
それは決して「被災した人たちのためにする特別なこと」なんじゃなく、「自分のためにすること」。そしてそのことは、いろんなところにつながっていて、今そしてこれからもずっと、人と助け合って生きていくために必要なことであることを、子ども達に伝えていきたいと思います。一時の「できること」であっては、続かないですから。

そんな生活で、削られた食費、削られた水道高熱代、削られたガソリン代を、定期的に義援金に回したいな・・・と思っている今日この頃です。

長々、失礼しました。

投稿: ぴかちゃん | 2011年3月28日 (月) 23時17分

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