自然なお産
みなさんこんにちは。
28日に1人産まれましたヽ(´▽`)/
ゆっくり進んだけど、お母さんも頑張ってくれてご主人も上のお子さんも一緒に頑張ってくれてとってもいいお産でした。
私、助産院のお産をやっていて思うんですが、陣痛の強さやお産の進む速度って全く人それぞれなんですよね。
そして、教科書的には微弱陣痛だったりする陣痛も、ちゃんと理由があるんです。
そのお母さんと赤ちゃんなりの理由は、医学や科学ではまだキチンと説明できないものもあるのかもしれません。
もちろん、これ以上は危険だよっ!ていうサインの場合もありますが、ほとんどは自然だからこそのノンビリ分娩なんです。
そこに不自然な力や緊張が加わると、とたんに自然のリズムが崩れて異常に傾きます。
私の仕事は、自然なノンビリ分娩を受け入れてお母さんやご家族に過剰な不安をいだかせないこと。
そして、そのノンビリが自然だからのものなのか危険のサインなのかを見逃さないこと。
自然な状態のノンビリ分娩はただひたすら“待つ”です。
もちろん、ツボを刺激したり運動してもらったりもしますが、そんな攻めの姿勢とリラックスする守りの姿勢を使い分け、できる限りお母さんが出産前に疲れ果てない様にします。
28日の方も、途中で「眠~い」っておっしゃりながら、私に「寝てもいいよ~、痛みだしたら起きていきめばいいよ」なんて言われながらウトウトウ~~~ン(いきみ)・ウトウトウ~~ンってな感じで出産されました。
でも、初めてのお産の時はなかなか先が見えない不安に押しつぶされそうになって気持ちに余裕なくしちゃうでしょうね。
世の中の全てのお母様方が“スルポンッ”と産めたらいいのになって思います。
だけどお産のいいところは、長くかかったその時間が長ければ長いほど自分が頑張った思い出として心に残るところですよね。
苦しみじゃなく、ご主人や周囲の方への想いとともにいいところだけ残ります。
私なんかも、今思い出すのは頑張った自分や心配してくれた母や産まれた時の喜び(正直、これはあまり具体的な記憶ではなく感覚としてなんです)だったりです。
どんな痛みだったか何が辛かったなんて忘れちゃいます。
これを読んでくださってるお母様の中で、これから出産される予定の方が“スルポンッ”であるように祈ってます。
そして、お産が後から良い思い出として心に刻めるように、一緒に頑張ってくれる助産師が近くにいてくれたらいいなって思います。
あっ、そうそう、おしか助産院は次はきっとマキココさんです。
彼女はきっとスルポンなんでしょうが、私に“痛そうな顔になってきたね~。その顔にならなきゃ産まれないね。嬉しいね~。”って言われる瞬間を今頃心待ちにしてるんじゃないかな?
そして、いざそうなると“あ~~、いよいよきちゃったよ~”ってなお顔で入院してくると思いますよ。
( ´艸`)プププ た・の・し・み
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