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2008年2月28日 (木)

災い転じて・・・?

みなさん、こんにちは。

エフさんコメントありがとう。
お引越しは無事すみましたか?
おちびちゃんやお兄ちゃんは新しい環境に慣れましたか?
子連れの引越しはきっと大変だったと思います(しかもアノ大きさのおちびちゃんを抱えて!!)ご苦労様です。
転居先では地域の情報もあまりわからないでしょうから保健センターや子育て支援施設なんかに足を運んで情報収集してみてくださいね。
また、もし静岡にお寄りのさいはこの前のようにゼヒゼヒお顔を見せにいらして下さいね。

ところで、先日お産された方も元気に退院なさり、その後23日からお産が立て続けにあり(なんと25日は2組!)今は3組同時入院という嬉しい嵐の渦中にいます。
先日の方はお食事の中でもお肉や牛乳や煮物が苦手ということで、美味しいお食事がだせるかちょっと自信ない中での入院生活スタートでした。
けど蓋を開けてみれば、だからこそ作れるメニューを考えるのも楽しくてほとんどがお魚や大豆蛋白中心のメニュー構成が可能だということを知る良い機会になりました。レパートリーも増えました。
そして今回の方達は薄味が好みだったり体調の為に塩分を控えたい方ありと、毎日薄味でなおかつ美味しいお食事めざしてレシピ本とにらめっこしてますeye
本当はこういうメニューの方が体にもお乳にも優しいのかもしれません。自信なかったお食事作りでしたがすごく勉強になりました。
こういうのってきっと“災い転じて福となす”って言うんでしょうね。

ところで、先日報道番組でこの頃妊婦健診を受けずに陣痛来てから初めて病院に運ばれる飛込み妊婦さんが増えたっていうことをやっていました。
私達助産師の話題の中ではそういう方の存在はずっと問題でした。
なぜならそうして健診を受けずにいる方達の多くがリスクを背負っているからです。健診を受けない事でリスクが増大していても気が付かず赤ちゃんの命やご自身の命までもが危険にさらされる可能性があります。健診を受けない=危険ということを理解していただきたいと思います。
また、私は出産されるお母さん方とのコミュニケーションが大切と常々感じています。
妊娠中に築き上げた信頼関係の中で、お互いに安心してお産に臨み安定した産後を過ごす事で育児がスムーズにスタートできるのではないでしょうか?
今回お産された方達も皆さん妊娠中に色々なエピソードを私と共有してくださいました。それぞれがとてもいいお産でした。
私達助産師は、皆さんのお産そして女性の一生を通しての出来事をプロとしてサポートしていきたいと思っています。
2時間まちの5分診療なんて助産院ではありえないことです。
もしこれを読んでいらっしゃる方の中で自分は健康だからギリギリまで受診しなくても大丈夫!と思われてるかたがいらっしゃったら、すぐにでも信頼できる助産師のいるところを探してみてください。
妊婦健診がただの“お金を取られる”(番組の中での妊婦さんの表現です)行為ではないことに気付くはずです。
そうしてステキな助産師にめぐり逢えたなら・・・それも災い転じて福となすになるはずです。

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2008年2月16日 (土)

2008’始動!

やっとお産がありましたぁ~@^^@

2月10日、初産婦さんのお産が2008年のおしかの第一号さんです。
今回は破水から始まったのでなかなか本格的に始まらない陣痛に少しハラハラしましたが、全く問題なく無事に赤ちゃんが産まれてきてくれました。
お母さんもよく頑張りました。
1カ月ぶりのお産に私もお手伝いしてくれる助産師の斉本さんもちょっとハイテンションでお母さんと楽しいお産のひと時でした。
この頃、おしか助産院では“笑ってお産しましょう”が目標なんですhappy01
笑うことでリラックスするし、何よりも前向きになれます。
私の大好きな鎌田實医師は著書「幸せさがし」のなかで
“辛い時はとにかく笑いをさがす。くだらなくてもいい。下品だってかまわない。幸せだから笑うのではなく、笑うから幸せになるのだ”
と書いてます。まさにその通り!もっと言うなら、な~んだ同じ事考えてたんじゃん!てな感じでうれしくなりました。
お産は、痛くて孤独で不安で・・でも途中で投げ出すわけにもいかなくて、場合によってはとっても辛い体験になってしまう出来事です。
だからこそ一緒に笑って泣いて喜んで過ごしたいんです。
笑いの奥に私のプロとしての責任を包んで、明日も笑うお産目指してがんばります!

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2008年2月 7日 (木)

増築始まりましたぁ

まるここさん、マキココさんコメントありがとう。

まるここさんちここちゃんの子供かぁ・・・そんな風に言ってもらえるとウフフって妄想しながら嬉しくなっちゃいます。
ここで産まれた女の子の出産には是非お母さんも一緒がいいね。
あんなんだったねぇなんて言いながら、一緒にお茶でも飲みながら産まれてくるのを待ちましょう。
な~~~んて書き込んでたら、産後の書類の証明をもらいに来たHさんの後ろにまるここさんの姿が!ほ~んとに仲良しママ友なんだね。
一緒にオチビちゃんの体重計って一緒に笑って一緒に帰っていきました。
とっても楽しい時間でしたね。
そうそう、私といもチャンの土器!?を見てもらいました。
まるここさんイワク、「こっち(いもチャンの方)のが上手かも。アハハハハ。」私も一緒に「アハハハハ」ホント楽しい方です。
次はもっともっと腕を磨いてビックリさせますよ~。

そしてマキココさん、あなたも妄想族のお一人でしたか。私と一緒だね^^Y
私はマキココさんの思い描くお産のお手伝いをするのに必要な要素を備えていましたか?
これからなが~いお付き合いの中で、マキココさんが良いお産ができるように・肩の力を抜いた育児ができるように・ステキな人生を送れるように、私に何ができるのか一緒に考えていってくださいね。
そうそう、きっともうすぐ健診ですよね。
また笑顔のマキココさんにお会いできるのを楽しみにしています。

さてさて、今日のお題は増築で~す。Cimg3020
ついに始まりましたよ。助産院の増築。
でもたった6畳一間なので何だかちんまりした感じです。
おしか助産院は入院室がある2階はサンサンと日が当たるのですが、一階は全く日当たりが悪いんです。ただ、負け惜しみじゃないけどエコーとかの医療機器がある一階の診察室はあまり日当たりが良くても困るのでちょうどいいんだと思います。
でも、いつかもっと助産院を快適に造り変えられる日がきたら・・・ここからは私の妄想です。
まずは入院室。春や夏には木々の間を渡る風が入り、窓からは木漏れ日と冬にはあたたかいお日様の光が降り注ぐ。春は新緑の香りに包まれ、夏はセミの鳴き声に暑さを感じ、秋はモズの甲高い鳴き声に少し寂しさを覚え、冬はホールで一緒に入院した方達と暖炉を囲みココアでも飲みながら暖をとりお産の話に興じる・・・。
次に診察室。ここは今までどうり妊婦さんや赤ちゃんを連れたお母さん方と着かず離れずの距離でお話できる空間がいいなぁ。
そしてキッチン。ここは重要。広々したキッチンで思う存分腕をふるえるようにアイランド型の使い勝手の良いキッチンがいいかな。キッチンから庭に向かってはカフェのような空間を作って庭で遊ぶ子供見ながらお母さん達がノンビリおしゃべりできるようにします。
最後にプライベートルーム。きっとその頃は大好きなお産に追われてあまり遠くへ行けないのでしょうから、せめて窓から富士山と駿河湾が見渡せて安倍川の花火を遠くの空に見ることが出来る・・・そんな事務室兼応接室兼私室がほしいかな。
なんだか、だんだんどこかの大学のセクハラ総長の学長室か問題になった英会話教室の社長室のような・・そんな感じになってきちゃいましたね。反省^^;

とにかくこれからもおしか助産院は日々少しずつ変化していきます。
かっこいい事言っちゃうと、今始まったばかりの小さな小さな助産院はここを選んでくださるみなさんと共に歴史を創っていきます。
一緒に歴史を刻みましょう・・・というか、今関わって下さるみなさんがまさにおしか助産院の歴史なんです^^
これからも一緒に夢を語り夢を手に入れていきましょうね。

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2008年2月 1日 (金)

自分の道

みなさんこんにちは。

今日の朝偶然、テレビで「がんばらない」の著者であり諏訪中央病院院長の鎌田實医師と瀬戸内寂聴さんの対談を見ました。
寂聴さんは大好きな作家の一人で、彼女の対談は大好きです。

その対談の中で鎌田医師がこんなエピソードを話してくれました。

彼は捨て子だったそうです。
母親の顔も父親の顔も知らず、一歳のときに“岩次郎さん”という方にひきとられました。
岩次郎さんはとても貧しい生活の中、實少年を育てました。
實少年が青年となり大学進学を希望した時、岩次郎さんは反対しました。お金がなかったからです。
進学を断念できない實青年は岩次郎さんと取っ組み合いのけんかをします。
ついには首に手を持っていきあやうく締めそうになります。
しかし、彼は手を締めることはせず、岩次郎さんの体を揺すり号泣します。岩次郎さんも号泣します。
勉強したいという子供に諦めろということほど親としてつらいことは無かったと思います。
とうとう岩次郎さんは實青年の進学を許します。
そして、これからは自分の力で生きていくようにと言い、進学する實青年に“自分達のように貧しい人間がいるということを忘れないように”と言います。
私は涙が出てきました。

この頃産婦人科医の減少のことや助産院に通う妊婦さんの産婦人科受診のことで少し思うことがあり、気分が沈みがちでした。
そのために、この助産院という形式の将来に悲観的になりいつまで私はこの助産院をやってられるんだろうなんて考えてました。
国家資格まで持ち合法的に開業しているにもかかわらず(お産は病院で全て行うべきであり)社会的に不要という意見も一部にある、開業助産師という道を選んでしまったことを悩みました。

しかし、この話を聞いて自分が大きな勘違いをしていたことに気付きました。
岩次郎さんが“自分達のような人間の存在を忘れるな”と言った言葉はそのまま“自然なお産を当たり前にしたいと思っている女性の存在を忘れるな”に聞こえました。
医師との関わりや社会的な認知度の低さなんて気にすることはないんですよね。私には、助産院で産みたいお母様がたの希望を叶えると言う一番大切な役割があるんです。
助産院のお産は・・助産師のお産は、病院で医師の管理のもとに行うお産とは別物なんです。病院の真似事をしたいのでも、医師の真似事をしたいのでもなく、私は助産師のお産をしたいんです。
そのことに対して人として誠実であれば、そんな私の姿勢を見て今まで助産院での分娩に対して理解の得られなかった方々にもいつかは理解してもらえる(賛同はしてくれなくても)んじゃないだろうかと思えました。

自分がどんな方々に対して何をしたいのか、もう一度良く考えるきっかけをもらえた気がします。
また明日から頑張れる気がします。

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