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2007年8月15日 (水)

キヨママさん、おめでとう

先日、このブログに以前コメントを入れてくれたキヨママさんが無事出産されました。

御主人や上のお姉ちゃんの見守る中、ゆっくりゆっくり赤ちゃんはこの世に生まれてきてくれました。
キヨママさんはとっても落ち着いていて、とっても頑張ってくれました。
赤ちゃんはちょっと短めのへその緒が肩に巻きついていたので最後の最後にホンの少しばかり余分に時間かかっちゃいました。
けれどちゃんと出てくるまで心音もしっかりしてて、いつもながらゆっくり進むのはゆっくりなりの理由があるし赤ちゃんの状態をお母さんの体はちゃんと知って陣痛の強さを自然にコントロールしてるんだなって感心しました。

それから、これもいつも感心するんですが・・・。
明け方の出産だったためお姉ちゃんのYちゃんはお母さんが陣痛を乗り越えている間スヤスヤ横でねてました。
そろそろ産まれるかなって時になって起きたYちゃん。でも、まだ寝ぼけ眼で状況が理解できてないみたいでした。
へその緒を肩に巻きつけた赤ちゃん(その時は判ってませんでしたが・・・)はなかなか降りてこなくて、お母さんに少しいきんでもらっていました。
しかし陣痛が優しく、力いっぱいイキムには何かが足りない感じです。
その時、パパが「Yちゃん、ママにガンバレーって言ってあげて」とYちゃんに言いました。Yちゃんはさっきまでの寝ぼけ眼がウソのように大きな声で「ママ、ガンバレー!!」と一声。
すると・・・不思議なんですがそれに応えるようにママの陣痛と赤ちゃんの下降がよくなってきたんです。
その一声から産声までそう時間はかかりませんでした。
親子の絆・家族の絆・・・絆ってそういうものなんですね。感動です。

今頃退院したばかりのキヨママさんは御自宅で御主人とお子さんに囲まれきっと穏やかに過ごされている事と思います。
また、赤ちゃんの体重を計りにお伺いしますね。
それまでタップリと出るお乳で赤ちゃんを丸々させておいてください。
そして、育児も一段落ついたころまたパソコンを開く機会があったら時々はこのブログに遊びに来てくださいね。

ところで、このブログを読んで下さってるおしか助産院出産のママさんたち、皆さんお元気にしてますか?
またおヒマのあるときに赤ちゃんの健診がてら遊びに来てくださいね。
おしかはお盆休みなしでいつでも稼動中で~す!
そして、おしかで出産されて無い方ももし育児の悩みなんかがあったらいつでも連絡くださいね。
もちろん、悩みなんかなくても結構!それにこしたことはありません。
おしか助産院は全てのお母様方が育児に自信を持てるよう、そして楽しい育児ができるよう、いつでも力になりたいと思ってます(^^)

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2007年8月10日 (金)

産婦人科の医師との関係の中で・・。

毎日暑い日が続いていますね。
皆さん夏バテなどしていないでしょうか?
妊婦さんは特にお腹も大きいし暑いのは辛いでしょうね。でも、暑いからといって冷たい飲み物や体を冷やすものばかり飲食しているとお腹が張ったりすることもありますので気をつけてくださいね。

今日は、助産院をやっていてこの頃感じたことについてお話します。
って言っても、助産院のお産のこととかじゃなく産婦人科の先生方とのことです。

私は開業するまでに、総合病院の助産師・開業助産院の助産師・大学での学生指導のお手伝い・個人病院でのアルバイト(ちょこっとだけ)・・・と、色んな場面の助産師を経験してきました。
その中で多くの産婦人科の医師と接してきました。
学生の時に講義で来て下さる先生方の中には、本の執筆もされているような有名な先生もいたりして、雲の上の存在でした。
総合病院に勤務してからは、職種は違えどお産を通して互いに意見をぶつけ合ったり冗談を言い合ったりして遠慮ない関係だったと思います。
アルバイト先の先生もお産の時に“君ならどう思う?”などと、助産師としての私の考えを聞いて待ってくれました。
今思えば私が今まで出合った産婦人科の先生方は、良く笑い冗談も言いどちらかと言うと気さくな方ばかりでした。
私個人を受け入れてくれ、私も普通に尊敬したり親しみを感じたりしてました。
しかし、開業するにあたり私の頭の中での産婦人科の先生のイメージが変わってしまったのです。
それはあくまでも私の想像が膨らみすぎて・・・なのですが、産婦人科の先生方が突然に開業助産師大嫌いで私は全否定されているんじゃないかというイメージになってしまったのです。
私はオトメちゃんに、「ママは“暴走族”じゃぁないけど“妄想族”だね」と言われるほど妄想するタイプなんです。
産婦人科の先生方のちょっとした一言に落ち込み、得意の妄想でネガティブなイメージに突入してしまうんです。
特に今までお会いしたことも無く紹介状を通して妊婦さんの検査を依頼させていただいている先生方に対しては必要以上に緊張と不安を感じました。

しかし、この頃そんなバカな妄想から少しづつ開放されつつあるのです。それは、お産の件数が増えてきたことでおしか助産院に通う妊婦さんからの嬉しい報告が増えたり、産婦人科の先生方と直接関わるようになったからだと思います。

この産婦人科医師不足の世の中、静岡市も例外なく産婦人科はどこもいっぱいです。
妊娠前半で分娩予約を入れないと出産できないとも聞きます。
それなのに、助産院に通う妊婦さんが逆子や血液検査の結果で助産院分娩が無理だとなると妊娠後期にもかかわらず快く受け入れてくださいます。
とりあえず助産院でお産するつもりで助産院で健診を受け、最終チェックの結果で助産院分娩が無理という結果ならその時はいつでも受け入れますよといっていただいた方もいます。
切迫早産の方の診察をお願いすれば急な診察でも笑顔で対応してくれ、状態をかみくだいて丁寧に説明してくださいます。
妊娠後期の血液検査に行った方は医師から「検査に異常はないですが予定日を何日も過ぎても産まれなかったり何かあった時にはいつでも来て下さい」と言っていただきました。
もちろん、助産院分娩が可能か否かはその方々の状態を診て私が判断することになるのですが、そんな病院の先生方によるバックアップは私にとっても妊婦さんにとってもとても心強いものです。

こんなこと先生方にとっては当たり前のことなのかもしれません。
ずべての妊産婦さんの安全のために医療があって、日々献身的な医療を提供している先生方です。正常な経過は助産師に、そこから逸脱すればスグに医療を・・と思うのは当然です。
しかし、時として医師不足や助産院との連携が上手く取れなかったりした時に診療拒否にあうことも事実です。
けれど、私の実感としては少しずつ産婦人科の先生方に“助産院”の存在が伝わり始めているように思えるのです。
“正常な妊娠経過で本人が助産院での分娩を選択するのであればそれも一つの選択であり、正常を逸脱した時は速やかに医療を行えるようにしよう。そのためには助産師に健診による異常の早期発見に努めてもらおう。早期に発見できた異常に対する医療の提供は助産院と連携をとりながら積極的に行おう・・・”そう考えてくださる産婦人科医師が少しずつ増えている気がします。これも妄想なのかな?

助産師と医師の関係や開業助産院と産科医療施設の連携はまだまだいっぱい課題が山積みなんですが、お互いに妊産婦さんの安全と満足のためにできることを協力して考えてゆけたらなぁと思っています。

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2007年8月 4日 (土)

ラッキーの最期

毎日暑いですねぇ。みなさん元気にお過ごしですか?
今日は我が家の愛犬ラッキーが天国に逝ってしまったことを書きます。

我が家には2匹の犬がいます(いました)。
助産院から1~2分くらい歩くと我が家です。もちろん助産院には犬はいません。
一匹はトイプードルのスマイリー、そしてもう一匹はラブラドールのラッキーでした。
最初に飼い始めたのはラッキー。
おとなしくて大きくていつまでも子犬の時と同じ目で私を見てくれました。
ラッキーは最初は室内で飼っていました。けど、犬を飼う事に対して全くの素人の私は犬の飼い方マニュアル本の「ラブラドールは比較的抜け毛が少なく室内で飼うのに適した大型犬です」という記載を鵜のみにしてました。
が、しかし実際飼ってみれば、当たり前ですが抜け毛が出るわ出るわ・・・。朝掃除しても夕方には小さなぬいぐるみが出来るほどの抜け毛が家中に散らばっています。外でお昼にブラッシングしてもやっぱり抜け毛。
そのうちに一歳になったばかりのイモちゃんがゼーゼーいい始めました。
私もいつもノドの奥に何か詰まった感じ。
主人は毎日咳をします。
これは、もうかわいそうだけどラッキーの室内飼いを諦めなくてはいけないと思い、ラッキーは室外へ。
それほど大きな庭ではないけどキウィや葡萄棚のある庭を全てフェンスで囲いラッキーは庭で放し飼いにしました。
一緒に花火で遊び、バーベキューをし、庭にはいつもラッキーがいました。
すごくおりこうな犬で無駄吠えはせず決して噛み付かずいつも私達家族をじっと見ては声をかけられるとうれしそうに目をキラキラさせていました。

そんなラッキーですがもう9歳。
大型犬は10歳くらいまでときいていたのでそろそろおじいさんだねぇなんて言ってはいたのです。
少し前にお散歩した時も、ついこの間まで軽々走っていた斜面を登れなかったり、歩き方も重く感じたり・・・。

そして一昨日。
夏休みの子供達は朝から助産院にいるので、私の仕事が終わってみんなで7時過ぎに家に戻ってみると、ちょうど仕事から帰ってきた主人が「ねぇ、ラッキーの様子がおかしいんだけど」とのこと。
庭をみると・・・ラッキーが息も荒く横たわってました。
主人はかかりつけの動物病院に電話をかけましたがもう診察時間は終わってます。動物の救命センター(なんて静岡にあるのかな?)の番号を知らない私達はとにかく電話帳で調べて応答のある病院を探しました。
けど、そうこうしているうちにラッキーの呼吸はずんずん弱くなり呼びかけに応えるように何度か前足をばたつかせ私と子供達の腕の中で息が止まりました。
何度か心臓マッサージ(人にするのを見よう見まねで・・)をして「ウォ・・・ウォ」と動いたので生き返るかも!!!って思ったのですが、無理でした。
きっとあれは肺に残っていた空気がもれただけなんですね。
きっとラッキーは私達家族が全員そろうまで苦しい中頑張って待っていてくれたんだと思います。

今回ラッキーを看取って思いました。
当たり前だけど、生と背中合わせで死があって、そんな中でみんなが生きてます。
誰だっていつ死んでしまうのかわかりません。
ラッキーだってお昼に「ラッキー」って声かけたときは元気な顔で私を見てくれました。
だから自分も人も大事に生きなくちゃならないし、特に大切に思っている人はちゃんと大事にしなくちゃならないんです。
オトメちゃんにもイモちゃんにも「今日はイライラして当たっちゃったけど明日は優しくしよう」なんてふうに接してきた私ですが、明日があるなんてどこにも保障はないんです。
自分の毎日をいとおしんで、家族のそして大切な人達との毎日をいとおしんで暮らしてゆきたいです。

ラッキーはいろんなことを私達家族の心に残してくれました。
ラッキーにアリガトウです。

みなさんも、自分の命・大切な人の命をいとおしんで精一杯の人生を生きてください。
そんな人生の一コマで私と出会えていたとしたら、それは私にとって本当に貴重な大切な出会いなんです。
大切に思える人がいるって素敵なことなんだな・・と感謝デス。

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